鳩の巣に卵やひながあるとき 撤去の前に確認したいこと

ベランダや庇に鳩の巣を見つけたら、片付ける前に、卵やひながいるかどうかを確認する必要があります。遠くから見えない場合は無理に近づかず、その状態のまま相談してください。「巣を撤去したい」という希望と、今すぐ行ってよい作業は、分けて考えることが大切です。
野鳥や卵を扱う前に制度を確認する
環境省の案内では、野生の鳥獣の捕獲・殺傷や鳥の卵の採取は、原則として禁止されています。一定の目的や条件では許可を受けて行える場合がありますが、被害が出ているだけで自由に扱えるわけではありません。必要な手続きは、所在地を管轄する自治体の担当窓口へ確認してください。
見えない場合は不明のまま伝える
親鳥が一時的に離れていても、巣の中に卵やひながいないとは限りません。高所や設備の奥にある巣は、写真だけでは状態を判断できないこともあります。「何もいなかった」と言い切らず、見えた範囲と確認できていない範囲を分けて伝えましょう。
棒などで巣を動かして中を調べたり、入口を仮に塞いだりすることは避けてください。鳥を追い出そうとして、設備や建物を傷める作業をする必要もありません。まず安全に見える範囲の情報を整理します。
相談するときに伝える情報
所在地、建物の種類、巣がある場所、発見した日を伝えます。卵やひなを実際に見たか、親鳥の出入りがあるか、日常生活や業務にどのような支障があるかも、分かる範囲で整理してください。
写真は、建物のどの部分か分かる全体と、無理なく撮れる範囲の近景を用意します。接近できない場所なら、そのこと自体が調査の条件になります。集合住宅の場合は管理会社や所有者にも連絡し、窓口をそろえておくと情報の行き違いを減らせます。
撤去の相談と再侵入対策を一緒に進める
必要な確認を終えて巣を撤去できることになっても、鳩が使っていた空間がそのまま残る場合があります。片付けだけで終えるのか、その後にネットや器具などで対策するのかを、建物の使用条件と合わせて検討しましょう。
見積もりでは、現状確認、必要な手続きの担当、清掃、資材の設置がどこまで含まれるかを確認します。段階ごとに実施条件が変わる場合は、最初から一括して同日に終わると決めつけず、工程の説明を受けてください。
管理者への連絡メモの例
「建物の東側ベランダ、室外機の奥で巣のようなものを確認しました。親鳥の出入りがあります。卵やひなは見えていません。洗濯物を干す場所にフンが落ちています。動かさずに、対応方法を相談したいです。」このように、観察した事実と相談したい内容を分けると状況が伝わります。
この文例は記載方法の例であり、実際に確認した内容へ置き換えてください。鳥の数、発見日、写真の撮影日などは、記憶が曖昧ならそのことも添えましょう。
先に状況を確認してから対策する
フォーディーポケットへご相談いただく際は、巣・卵・ひなの有無や、確認できていない箇所を最初にお知らせください。必要な確認を踏まえて、現場に合った対策の進め方をご相談いただけます。
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