駐車場の鳩のフン対策|同じ区画に落ちるとき、管理者が確認したいこと

この記事では、屋根付き駐車場や自走式立体駐車場の管理者に向けて、区画ごとの被害の整理、当面の利用調整、工事前に共有したい条件を紹介します。
同じ区画のフンは、頭上を調べる手掛かりになる
屋根のある駐車場では、梁や配管、シャッターボックスの上などが鳩のとまり場所になることがあります。車両へのフン被害だけを見て対策を選ばず、その区画の上にどんな部材があるか確認しましょう。
ただし、フンがあるだけで、とまっている鳥の種類や位置までは確定できません。鳩を見た場所と、フンを見つけた場所を分けて記録し、未確認の部分はそのまま残します。真上の梁が原因と決めつけず、隣の区画や通路側も見渡すことが大切です。
区画番号を使って、被害と頭上の位置を照合する

1.清掃前の状態を区画ごとに残す
場内図や簡単な見取り図に、フンを見つけた区画番号を記入します。「駐車場が汚れている」よりも、「A-02の車両後方と、その横の通路に付着」と整理すると、確認すべき範囲が伝わります。
記録は「日付・区画・付着した位置・鳩の目撃・清掃日時」を基本にします。清掃後に同じ場所へ新たなフンが付いたかも追えるように、清掃担当者と記録を共有してください。
2.頭上の部材と対応させる
区画の全体写真と、その上にある梁・配管などの写真を組み合わせます。写真には同じ区画番号をメモし、どの床面とどの天井部分が対応するか分かるようにしてください。見えない梁の上面まで無理に撮影する必要はありません。
複数階がある駐車場では、区画番号に階数も添えます。鳩を見かけなかった場合も「確認時には不在」と残し、「この場所には来ない」とは扱わないようにしましょう。
3.隣接区画と利用者の通り道も確認する
一つの区画だけでなく、隣の車室、乗り降りする場所、店舗や事務所へ向かう通路にも被害がないか確認します。駐車位置を変えたあと、移動先でもフンが付く場合は、その位置も図に追加します。
観察のために被害を我慢して待つ必要はありません。すでに車両や利用者への影響がある場合は、手元の記録で相談を始めましょう。
当面の対応は、車両移動と利用者への案内を整理する
フンが繰り返し落ちる区画は、管理者の判断で一時的な使用休止や代替区画への案内を検討します。契約駐車場では、車両の所有者や契約者と調整し、移動先と利用できる期間を明確にしてください。
案内には「対象区画」「代替の駐車場所」「問い合わせ先」をまとめます。車両にフンが付いたときの連絡窓口も決めておくと、受付や清掃担当者ごとに説明が変わるのを防げます。
車を移したことと、鳩のとまり場所への対策が済んだことは分けて管理します。使用休止中も、フンの付着や鳩の目撃について記録を引き継ぎましょう。フンの清掃範囲に迷う場合は、施設管理者向けのフン清掃の判断基準をご覧ください。
工事の相談では、駐車場を使う条件まで共有する
業者には被害の図と写真に加えて、車を移動できる時間帯、空けられる区画、来客が多い時間、作業車両の進入条件を伝えます。月極区画と来客用区画が混在する場合は、調整する相手も整理しておきましょう。
照明の交換、配管の点検、シャッターの開閉など、工事後も必要な作業を伝えることも大切です。鳩が利用する場所を調べたうえで、施工範囲と駐車場の運用に合う方法を相談します。工期や全面休止の要否は、現地条件を確認してから判断する事項です。
なお、車を装置で上下・横方向に移動させる機械式駐車場は、装置の安全管理が別途必要です。鳩を調べるために装置内へ入り込まず、管理会社・保守点検会社と調査方法を調整してください。国土交通省も、機械式立体駐車場では関係者が連携して安全対策に取り組むことを求めています。
駐車場で繰り返す鳩・フン被害はご相談ください
相談時には「どの階・区画で」「車や通路のどこに」「どのように繰り返しているか」をお知らせください。とまり場所が分からない段階でも、区画図と被害の写真が状況を整理する材料になります。
鳩対策本舗では、建物の構造や被害状況に応じた対策をご提案しています。法人のお客様向けサービスもご覧いただき、お問い合わせ・無料見積もりからご相談ください。
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