外壁塗装で防鳥ネットを外すときは?大規模修繕前に決めたい復旧の段取り

取り外しの日だけを決めると、保管先や復旧担当が曖昧なまま工事が進むことがあります。この記事では、マンションの管理会社や工場・倉庫の施設管理者に向けて、撤去から復旧までを一つの計画にまとめる方法を紹介します。
まず「残す・一時的に外す・交換する」を区分する
建物の写真や図面に、現在のネットの位置と改修する範囲を重ねます。すべてを外す前提にせず、工事に干渉する場所を改修業者と鳩対策業者に確認してもらいましょう。
例えば「北面の開口部は残す」「南面は塗装のために取り外しを検討する」のように、面や区画で整理します。これは区分の例であり、残せるかどうかは実際の工事内容と固定状態を確認して判断します。
ネットと固定部材の再利用は分けて確認する
外したネットをそのまま戻せるとは限りません。網の状態に加え、フック・金具・ワイヤーなどの固定部材、取り外し方、復旧後の設置範囲を確認する必要があります。
見積もりでは「再利用を前提にするもの」「交換するもの」「取り外してから判断するもの」を分けてもらいましょう。判断が後になる項目は、追加費用が発生する条件と、誰が承認するかも決めておくと進めやすくなります。
取り外す前に、三つの担当を決める

1.取り外しと保管・処分の担当
誰がネットを外し、再利用予定の資材をどこで保管するかを決めます。区画ごとに写真と番号を対応させ、復旧時にどこの資材か分かるようにしてください。処分するものとの混在も避けましょう。
既存の施工記録や保証書があれば、取り外し前に施工業者へ共有します。別の工事で取り外した後の保証の扱いは、契約内容を確認する事項です。自動的に継続する、必ず対象外になる、と一律に判断しないようにします。
2.ネットがない期間の確認担当
取り外してから復旧するまでの間に、鳩の目撃やフンの付着があったとき、誰に知らせるかを決めます。居住者や従業員には、対象の場所、予定期間、連絡窓口を短く案内しましょう。
記録は「日時・場所・見つけたこと・連絡先」で十分です。確認のために居住者や管理担当者が足場へ立ち入ることは避け、工事の安全管理に従って業者へ確認を依頼してください。立入禁止区域では、写真を撮るためでも中へ入らないようにします。
3.復旧と完了確認の担当
ネットを戻す業者と、その完了を確認する窓口を決めます。改修工事の見積書に「ネット撤去」とだけ書かれている場合は、復旧費まで含まれているかを確認してください。
「撤去は改修業者、復旧は鳩対策業者」のように担当が分かれる場合も、双方で設置範囲と受け渡し条件を共有します。工事全体を調整する窓口を一つ決めておくと、日程変更を伝えやすくなります。
復旧日は、塗装・防水・足場の工程と一緒に決める
ネットを設置する日だけでなく、固定先の補修や塗装が終わる時点、設置作業に着手できる条件も確認します。塗装・防水の仕様と固定方法の組み合わせは、関係業者で調整してもらいましょう。
足場があるから必ず同時施工できる、費用が必ず安くなるとは限りません。足場とネットが干渉しないか、どこから作業するか、足場の解体と復旧をどの順序で行うかを、現地条件に合わせて決めます。
工程表には「取り外し」「改修」「ネット復旧」「完了確認」を記入します。天候などで予定が変わったときは、復旧日だけでなく、ネットがない期間の確認担当と利用者への案内も更新してください。
引き渡しは、張り直した範囲を記録して完了する
完了時には、計画した設置範囲と実際の復旧範囲を写真で照合します。残した部分、交換した部分、今回の対象外を分け、施工業者の確認記録とともに保管しましょう。
ネットの端部、設備との取り合い、点検に必要な開閉部分については、防鳥ネットの隙間・固定・点検の確認点も参考になります。見た目が整ったことと、必要な確認が終わったことを分けて管理するのがポイントです。
防鳥ネットの取り外し・復旧は、工事の前にご相談ください
相談時には、現在のネットの写真、改修する場所、分かる範囲の工程表をお知らせください。再利用や復旧の方法が未定でも、どの段階で何を決める必要があるか整理できます。
鳩対策本舗では、建物の状況に応じた防鳥ネットの設置などをご提案しています。法人のお客様向けサービスをご覧いただき、お問い合わせ・無料見積もりからご相談ください。
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